作品の世界を構築しながら微妙に交差する虚構と実在。これまで等閑視されてきた『源氏物語』の地理的考察において創始的な意義を持つ研究論文を集成し、作品中に形象した地理的世界の把握を目指すアンソロジー。
定価
6,820 円(税込)
本体 6,200円
在庫状況:
在庫あり
ゲンジモノガタリノチリ
源氏物語の地理
定価
6,820 円(税込)
本体 6,200円
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在庫あり
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体裁A5・436頁
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刊行年月1999年08月
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ISBN4784210105
内容
目次
はしがき
1 序論
文学環境としての平安京 (玉上琢彌)
物語の風土 (長谷章久)
2 総論
物語の遺跡 (角田文衛)
物語の地理 (増田繁夫)
物語の地理 (加納重文)
3 北山
北山の位置 (大井重二郎)
北山のなにがし寺 (角田文衛)
4 京内の邸弟
夕顔の宿 (角田文衛)
桃園 (原田敦子)
雲林院と紫野斎院 (小山利彦)
藤壺の三条宮 (角田文衛)
5 二条院と六条院
二条院の位置 (森本茂)
制度としての地名 (増田繁夫)
光源氏のすまい (池浩三)
六条院の源泉 (高橋和夫)
復原図作成顛末略記 (玉上琢彌)
六条院復原図・第二案 (玉上琢彌)
六条院想定平面図 (池浩三)
6 宇治と小野
京都から宇治まで (奥村恒哉)
宇治十帖の舞台 (池浩三)
二つの小野 (福嶋昭治)
研究文献解題
あとがき
紹介媒体
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京都新聞・朝刊
1999年9月5日
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日本歴史3月号
2000年3月
「新刊寸描」欄