神祇を柱に古代国家の建設を進めた天武・持統政権の営みと、それを継承した天武皇統の天皇である文武・元明・元正・聖武・孝謙・淳仁・称徳天皇の時代の神祇信仰と仏教の受容について、主に国史である『続日本紀』の記事を通じて考察する
定価
4,180 円(税込)
本体 3,800円
在庫状況:
品切
コダイジンギシンコウトブッキョウ
古代神祇信仰と仏教
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4,180 円(税込)
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体裁A5判・220頁
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刊行年月2005年09月
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ISBN4784212590
内容
目次
第一部 天武皇統の神祇信仰と仏教の受容
第1章 神祇令の特質について ─唐祠令との比較から考える─
唐祠令及び神祇令における祭祀について
神祇令の祭祀携帯
「祭る」とあるのはなぜか
唐祠令と神祇令にみる齋の規定
第2章 天武皇統の神祇信仰と仏教の受容
大和政権の神祇信仰と仏教の受容
『続日本紀』にみる神祇信仰と仏教の受容
聖武天皇の神祇信仰と仏教の受容
光明皇后の仏教信仰
武周革命の政治思想と光明皇后の観音信仰
第3章 『続日本紀』にみる祥瑞について
祥瑞とは何か
律令法における祥瑞の規定
『続日本紀』にみる祥瑞思想
附節 八幡宮の古代国家形成に果たした役割 ─宇佐八幡宮の成立序説─
第二部 宇佐八幡宮の成立に係わる一試論 ─「鎮められた神」について─
第1章 宇佐八幡宮の概要
史料にみる八幡神のすがた
八幡神の性格
第2章 皇統の交替はあったか
「継体・欽明朝の内乱」説の検討
六世紀における蘇我氏の果たした役割
蘇我氏は葛城氏勢力下の一族か
蘇我本宗家と蘇我倉山田石川麻呂の系譜上の疑問について
第3章 神宮皇后伝説の信憑性について
二、三、四世紀における朝鮮半島との交渉について
五、六世紀における朝鮮半島との交渉について
神宮皇后伝説の歴史的評価をめぐって
天日槍伝説と秦氏
第4章 宇佐八幡宮の成立
官社八幡神宮の成立
聖武天皇の国家統一事業
<資料>
『続日本紀』記載の神事・仏事
紹介媒体
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神道フォーラム vol.1-6
2005年11月15日
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日本歴史702号
2006年11月1日
前田晴人