明治の文豪、夏目漱石の小説において、そこに織り込まれた西洋的概念と東洋的概念の葛藤、直接影響を受けた小説との比較、イギリスの事物の受容の様相など、気鋭の研究者たちによる漱石文学論。
定価
3,080 円(税込)
本体 2,800円
在庫状況:
品切
ナツメソウセキニオケルヒガシトニシ
夏目漱石における東と西
大手前大学比較文化研究叢書④
定価
3,080 円(税込)
本体 2,800円
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体裁A5判・208頁
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刊行年月2007年02月
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ISBN978-4-7842-1335-1
内容
目次
小説美学としての<非人情>(松村昌家)
─『草枕』の成り立ち─
『吾輩は猫である』におけるメランコリーと神経衰弱(仙葉豊)
「甲羅ノハヘタル」暗示(佐々木英昭)
─『心』「琴のそら音」の深層―
奇人たちの饗宴(飛ヶ谷美穂子)
─『吾輩は猫である』とT.L.ピーコックの<談話小説>―
漱石の『坑夫』とゾラの『ジェルミナール』(大高順雄)
─創作ノートと調査資料─
「カーライル博物館」論(神田祥子)
─明治期のカーライル受容を視座として─
漱石の薔薇戦争(森道子)
紹介媒体
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『国文学解釈と鑑賞』72号11巻
2007年11月1日
上田正行