ヨウテソウロウ カワナベキョウサイトバクマツメイジノショガカイ

酔うて候 河鍋暁斎と幕末明治の書画会

成田山書道美術館 編

河鍋暁斎記念美術館 編

  • 体裁
    A4判・160頁
  • 刊行年月
    2008年01月
  • ISBN
    978-4-7842-1383-2

日本図書館協会選定図書


カバーなど書籍の外装にかなりの汚れ・傷みがございます。予めご了承ください。

内容

 幕末から明治前半期にかけて、日本各地で盛んに催された書画会は、会主の呼びかけに書家や画家などの文人が集い、その書画を求める人々の需要を満たす機能を果たしていた。美人画・風俗画・花鳥画、そして戯画・風刺画と幅広いジャンルの作品を残し、激動の時代をエネルギッシュに駆け抜けた奇才・河鍋暁斎(1831-89)が、書画会で席画した作品を中心に構成。即興で描いた作には、暁斎の機知に富んだ豊かな表現を見ることができる。
 カラー73点、モノクロ11点。

目次

河鍋暁斎と「書画会」について(瀬戸内寂聴)
河鍋暁斎の席画 そして書画会展(河鍋楠美)
描かれた「書画会」の誕生(ロバート・キャンベル)
酒と席画は江戸の華(佐藤道信)

【図版頁】
書画会の風景
暁斎の席画
紙上の競演
暁斎をめぐる人びと


暁斎時代の東京書壇(高橋利郎)
『絵日記』から見る河鍋暁斎と書画会(加美山史子)

付録
暁斎・書画会関連作品に登場する書家・画家名一覧
暁斎関連年譜
参考文献

河鍋暁斎とその娘・暁翠の作品―成田山霊光館・河鍋暁斎記念美術館の所蔵作品より―(河鍋楠美)

関連リンク

成田山書道美術館

本書は成田山書道美術館で平成20年1月1日~2月11日まで行われる同名展の図録を兼ねています

河鍋暁斎記念美術館

紹介媒体

  • 読売新聞朝刊 記者ノート

    2008年1月10日

    記事

  • 朝日新聞朝刊 読書面

    2008年3月9日

    北澤憲昭

  • 『書道界』20巻3号

    2008年3月15日

    記事

  • 毎日新聞

    2009年7月5日

    木下直之

    今週の本棚

  • このエントリーをはてなブックマークに追加