1932—2005
具体美術協会のメンバーとして有名な田中敦子は、代表作「電気服」で約二百個の電球と電気コードに覆われた姿で登場し、世界に鮮烈な印象を残した。その後「電気服」の展開としてエナメル塗料による色とりどりの円と線で構成された平面作品を制作、多数の個展やパリのポンピドゥー・センターなどの国際展で活躍した。没後も欧米で回顧展が開催され、ドクメンタにも取り上げられた。
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