1913—2000
人間(自己)の内面を掘り下げ、その根底にあるものを捉えデフォルメし、暗鬱で独特なマチエールの内奥から絞り出すように浮かび上がらせる、独自の表現で人間の存在の根源を追究した油彩画家。美術学校を中退後1938年に渡欧、帰国後「美術文化協会」設立に参加し、1943年松本竣介や靉光らと「新人画会」を結成、のち「自由美家協会」会員となる。同会退会後は無所属として個展を中心に活躍。
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