赤木明登 茶の箱展

  • 赤木明登 茶の箱展

ぎゃらりぃ思文閣

2017.01.07(土)2017.01.22(日)

会期中無休

作家在廊日:1月7日(土)・8日(日)・9日(月・祝)

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思文閣銀座

2017.02.25(土)2017.03.12(日)

会期中無休

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思文閣では、二度目となる「赤木明登 茶の箱展」を開催いたします。

赤木氏は、輪島塗の塗師として伝統技法を継承しながら、現代的な感覚を取り入れた新しい「ぬりもの」を約30年にわたって生み出し続けています。

なかでも、工芸作家たちとのコラボレーションで一つの世界を創る「茶の箱」は、高い美的感覚と、広い交流関係をもつ赤木氏ならではの作品。ひとつひとつのお道具は個性を持ちながら互いに調和し、野点(のだて)へのお出かけやちょっとしたおもてなしなど、私たちの心を満たす、とっておきの時間をもたらしてくれるでしょう。

今回は、新作の「茶の箱」12点の他、ふだん使いや御祝いごとにも重宝する椀、ナイフやフォークでも傷がつかない洋皿など、多種多様な品揃いで皆様のお越しをお待ちしております。

思文閣

作家プロフィール

塗師。1962年岡山生まれ。中央大学文学部哲学科卒業、編集者を経て、1988年に輪島へ。輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修行。1994年に独立。現代の暮らしに息づく生活漆器=「ぬりもの」の世界を切り開く。
1997年にドイツ国立美術館「日本の現代塗り物十二人」展、2000年に東京国立近代美術館「うつわをみる 暮らしに息づく工芸」展、2010年に岡山県立美術館「岡山 美の回廊」展、2012年にオーストリア国立応用美術博物館「もの 質実
と簡素」展に招待出品。

著書に『漆 塗師物語』〈文藝春秋〉、『美しいもの』『美しいこと』『名前のない道』〈ともに新潮社〉、共著に『茶の箱』〈ラトルズ〉、『毎日つかう漆のうつわ』〈新潮社〉など。