思文閣銀座では、2022年8月から新たにゲストキュレーターを招聘する展覧会シリーズ 『Ginza Curator’s Room』をスタートさせました。本シリーズではゲストキュレーターの目を通して、新たな魅力と価値が吹き込まれた「部屋」を展観します。
第4回目となる本展『反復の圏域 -Repetitive Sphere-』では、東京都写真美術館、金沢21世紀美術館、水戸芸術館での学芸員勤務を経て、インディペンデント・キュレーターとして活動する山峰潤也氏がキュレーションを行います。前衛書を牽引した墨人会を1952年に結成し、書の再解釈と独自の表現を志向した森田子龍、ストリートアートの一領域であるエアロゾル・ライティングを分析し、その再構成から生まれたモティーフ「クイックターン・ストラクチャー」を起点に活動を行う大山エンリコイサムによる二人展です。半世紀ほどの時間の隔たりがありながら、書くことと描くこと、身体性とドローイングの関係など、多数の共通点をもったふたりの作家。本展では、森田の「圓」を書いた5点と、その反復と差異に呼応するかのようにクイックターン・ストラクチャーを変奏した大山の新作5点を発表します。
Ginza Curator’s Room
https://www.shibunkaku.co.jp/event/gcr4/
Ginza Curator’s Room #004
『反復の圏域 -Repetitive Sphere-』
Curator 山峰潤也
Artists 大山エンリコイサム・森田子龍
Ginza Curator’s Room #004 山峰 潤也『反復の圏域 -Repetitive Sphere-』
思文閣 銀座
2023.06.24(土)2023.07.08(土)
10:00‐18:00
日曜休廊
〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目3番12号 壹番館ビルディング
地図<Google Maps>
OPEN 10:00 — CLOSE 18:00