会期中無休
畠山耕治 ―青銅―
思文閣 京都本社
OPEN 10:00 — CLOSE 18:00
思文閣銀座
会期中無休
OPEN 10:00 — CLOSE 18:00
ごあんない
畠山耕治は、生まれ育った銅器の伝統的産地である高岡に拠点を置き、古代メソポタミア文明の時代から続く青銅鋳造技術を用いて現代的な作品を制作しています。
色鮮やかで複雑な模様は着色ではなく、熱や薬品を使った独自の方法で銅の錆を引き出すことで表れたもの。
絢爛な赤、漆のように深い黒、侘びた緑などの独特の色彩と、鋳造ならではの技術の活きる洗練されたフォルムは海外でも高く評価され、ヴィクトリア&アルバート美術館など多くの美術館に収蔵されています。
また、林屋晴三氏の依頼で茶道の皆具を制作するなど、その作品は茶道の世界でも存在感を増しています。
思文閣では3度目の個展となりますが、改装後の広い空間で開催するにあたり、今回は初めて大作を展観いたします。その他、茶器、香合、水指、代表的な「箱」のシリーズ、建水など茶道具としてお使いいただける作品などをご覧いただきます。
作家略歴
- 1956年
高岡市生れ
- 1980年
金沢美術工芸大学工芸科鋳金専攻卒業
- 1995年
Japanese Studio Crafts/ヴィクトリア&アルバート美術館・ロンドン/イギリス
Guests of Japan/ハンブルク装飾美術館・ハンブルク/ドイツ- 2000年
うつわをみる-暮らしに息づく工芸/東京国立近代美術館工芸館・東京
- 2001年
第11回タカシマヤ文化基金タカシマヤ美術賞受賞
- 2002年
Hands On/フィラデルフィア美術館・フィラデルフィア/アメリカ
- 2003年
工芸の現在-アメリカ、ヨーロッパ、アジアの21人展/金沢21世紀美術館・石川
Twist in Japan/ナンシー市立美術館・ナンシー/フランス- 2006年
Japanese Crafts/ギャラリーベッソン・ロンドン/イギリス
- 2007年
第4回佐野ルネッサンス鋳金展大賞受賞
- 2009年
Raising The Bar/ミドルズブラ近代美術館・ミドルズブラ/イギリス
- 2010年
現代工芸への視点-茶事をめぐって/東京国立近代美術館・東京
- 2012年
現代の座標-工芸をめぐる11の思考-/東京国立近代美術館・東京
第18回MOA美術館賞受賞- 2013年
日本近現代工芸の精華/ピッティ宮殿美術館・フィレンツェ/イタリア
現代の工芸/モリカミ美術館・マイアミ/アメリカ- 2014年
SOFA/ネイビーピア・シカゴ/アメリカ(’13)
畠山耕治「青銅の銹景」/ぎゃらりぃ思文閣(’11)- 2015年
Collect/サーチギャラリー・ロンドン/イギリス(’09,’10,’11,’12,’13,’14)
Modern Masters/スコティシュギャラリー・エジンバラ/イギリス- 2016年
革新の工芸ー“伝統と前衛”、そして現代ー/東京国立近代美術館・東京
畠山耕治 ―青銅―/思文閣・京都、思文閣銀座・東京
所蔵先
ヴィクトリア&アルバート美術館/ロンドン・英 バーミンガム美術館/バーミンガム・英 フィラデルフィア美術館/フィラデルフィア・米 スコットランド王立美術館/エジンバラ・英 アバディーン美術館/アバディーン・英 デンマーク王室/コペンハーゲン・デンマーク
ヴィクトリア国立美術館/メルボルン・豪 アッシュモレアン美術館/オックスフォード・英
アルゼンチン近代美術館/ブエノスアイレス・アルゼンチン
東京国立近代美術館/東京 金沢21世紀美術館/金沢 国際交流基金/東京 高岡市美術館/高岡
菊池寛実記念智美術館/東京 樂翠亭美術館/富山 MOA美術館/熱海 資生堂アートハウス/掛川