一昨年に開催し、皆さまからご好評いただいた 岸野寛 陶展。
今回もまた、ぬくもりのある白釉をはじめ、焼〆、織部、刷毛目、瀬戸黒など、 様々な表情を持つ作品をご紹介いたします。
岸野が作陶するのは、日本六古窯の一つに数えられる伊賀焼の中心地。
里山に囲まれた窯元では、私たちの暮らしに寄り添う日用の食器が多く手がけられています。岸野もまた、伊賀の豊かな自然の恵みを受けて、季節を感じながら生活するなかで、身近に置いて、用いて楽しむ素朴でやさしいフォルムや風合いを追い求めてきました。
爽やかな秋の京都にぜひお運びのうえ、豆皿から茶器に至るまで、バリエーション豊かな岸野の作品世界をご堪能くださいませ。
ぎゃらりぃ思文閣