思文閣は TEFAF Maastricht 2022 に出展いたします。書の革新運動を起こした森田子龍と井上有一、抽象画家の難波田龍起や宮脇愛子、嶋本昭三など、戦後の日本において極めて重要な役割を果たした作家たちをご紹介します。また、アメリカの抽象表現主義の代表作家であるロバート・マザーウェル、琳派の巨匠・酒井抱一、さらには15世紀の中国の画家・戴進の筆と伝わる貴重な作品などを展観いたします。
展示の中心となる1950~60年代の作品からは、東洋と西洋の交錯、互いへの関心と影響が見てとれます。今回のプレゼンテーションでは、東西の芸術が相互に呼応し合い、西洋美術のモダニズムと、戦後の日本美術における潮流が、お互いの文化における根本的な差異を認識しながらも、実質的には共通することを明らかにします。
同時開催いたします TEFAF Online も是非ご覧ください。
TEFAF Maastricht 2022
2022年6月25日(土)― 6月30日(木)
MECC Maastricht <Google Maps>
Booth 241