内容

名人の言葉とそれと共に示される所作、判断等々は同時に名人達の人格の表現であった。

本書は、松屋三名物を伝える安土桃山時代の茶を代表する名家、奈良の松屋久重による利休、織部、三斎、遠州の四大茶人の言行記録である。昭和初年に松山吟松庵翁によって『茶道四祖全書』として翻刻されたものに、別に発見された写本によって新たに校訂を加えた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加