日本図書館協会選定図書
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内容

文政13年7月2日、京都を中心として震度6.4と思われる直下型地震が起った。建造物の倒壊、火災、流言と、公家・武士・町人を襲ったパニック。150年前の地震が現代に語りかける教訓を、現代における地震対策を念頭に京都大学地震予知観測地域センター長を勤めた地震学界の重鎮が語る震災ドキュメント。

目次

第一章 震災・地変・震源
 被害域の広がり
 地変
 震源について
 *「震災・地変・震源」資料

第二章 予知と流言
 前震
 気象
 天文・暦術および火山活動
 流言
 *「予知と流言」資料

第三章 震災
 御所・宮家及び公家の被害
 武家の被害
 寺社の被害
 町家の被害
 被害構造物の特徴
 *「震災」資料

第四章 地震後の有様
 死傷者
 火事と流言
 地震後の有様
 *「地震後の有様」資料

参考文献

紹介媒体

  • 「朝日新聞」朝刊

    1995年1月26日

  • 「京都新聞」朝刊

    2010年11月27日

    松岡正剛

    本の大路小路

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