『南北朝史論』によって南北朝史家としての地位を不動のものにした著者の永年の業績を新たな加筆・訂正を補って集大成。古文書・古記録を通して実証につらぬかれた歴史眼がすみずみまで窺える。第4巻「證註椿葉記」や第7巻「風塵録」は貴重な史料の紹介・翻刻である。
定価
12,650 円(税込)
本体 11,500円
在庫状況:
在庫あり
ムラタマサシチョサクシュウ05
村田正志著作集 第5巻
国史学論説
定価
12,650 円(税込)
本体 11,500円
在庫状況:
在庫あり
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体裁A5
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刊行年月1985年02月
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ISBN4784203478
内容
目次
第一章 神祇と神社
上代史上に於ける大山神祇の位置
石清水八幡宮創建に関する二縁起の流伝
粟田宮の創建
渡唐天神思想の源流
伏見天満宮渡唐天神像拝観記
第二章 学僧と寺院
慈円入滅後に於ける青蓮院門跡の相承
青蓮院吉水蔵の慈円史料
諸方に伝存する慈円文書
青蓮院伝存の慈円文書と愚管抄
称名寺僧剣阿の事跡
中世塔院考
第三章 国衙領論究
院宮御分国の研究
東大寺の再建と周防国
尾張国衙領の考察
尾張国衙領性質の研究
社寺造営料国の研究
第四章 古書及び古記の研究
日本霊異記訓釈考
筥崎宮蔵蒙古襲来絵詞模本解説
蒙古襲来絵詞の再検討
京極為兼と玉葉和歌集の成立
古歌集解題
古典籍解題
原稿著作一覧
あとがき