内容

本書は杉浦重剛の古稀を祝うべく、知己門人の発起で、大正十三年に刊行されたもので、重剛の出生から、幼少期・勉学・英国留学・御進講・称好塾など、当時のわが国に於ける教育、思想界の指導者としての活躍の様子が資料をもとに詳細に記述されている大著。今回、新たに「解説」を付して復刻。

目次

膳所藩
杉浦家
幼少時代
東京遊学
英国留学
理学宗
博物場掛取締
東京大学予備門長
乾坤社及び雑誌「日本人」
条約改正反対運動
衆議院議員
先生と勝海舟伯
東京朝日新聞論説十三年
高等教育会議議員
先生と皇典講究所國學院大學
蕉亭先生の病気及逝去
東亜同文書院長-渡清
病床八年
先生と小村寿太郎侯
外国人土地所有問題
教育調査会会員-建議案
東宮御学問所御用掛
日本中学校
称好塾
先生の家庭
門下印象録
先生の逝去

杉浦先生年譜

父の伝記に就いて(杉浦眞鐵)

解説(村田昇)

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