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内容

『南禅寺史』『続南禅寺史』でその名を知られた著者の、南禅寺および禅宗史に関する論稿をまとめる。寺史篇では永保寺・円光寺史を、制度篇では禅宗主流の成立とその性格、官寺制五山について等7篇、人物篇では祖円、周佐、景茝、古渓、崇伝、素湛を、文化篇では茶道の源流、梅屋宗香と乗福寺本『鷗庵遺稿』についてなど5篇を論じる。

目次

【寺史篇】
虎溪山永保寺史
瑞巌山円光寺史

【制度篇】
禅宗主流の成立とその性格
官手制五山の成立について
康永・応安の山門嗷訴について
僧録の変遷について
禅院紫衣の問題について
対州修文職について
連環結制について

【人物篇】
南院国師規庵祖円
宗猷達悟禅師徳叟周佐について
蘭坡景?の文芸活動とその周辺
北野大茶湯と古溪和尚
金地院崇伝と近世南禅寺の復興
毒湛禅師の伝記

【文化篇】
茶道の源流-禅宗と茶-
五山文学にみえる禅僧と茶-茶道成立以前-
梅屋宗香と乗福寺本『?庵遺稿』等について
南禅寺の門前茶屋瓢亭について
南禅寺界隈-門前と名物-

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