内容

法学部出身者としてまともな堅気の世界に足を踏み入れたものの、存在の亀裂を通して人間の深淵を見た男は常識の約束事に生きることを止めた。既成の書壇から訣別し、『書の風景』『書の交響』等によって新境著しい書家石川九楊の20年にわたる作品から90余点を収録。書にとって芸術とは何かを追求した傑作集。吉本隆明解題・八木俊樹書論。nn

  • このエントリーをはてなブックマークに追加