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内容

永年、東大史料編纂所にて古記録や編年史料の調査・編纂に携わった著者の業績は実に多岐にわたるが、大きく上代学制・古記録・古暦の三本を主柱とし、その周到細密な検討の成果は他の追随を許さぬものがあった。本著作集では、未定稿およぴ書き込みも含め、氏の業績を全8巻に集成する。

目次

第一部 古記録総説
 記録

第二部 貞信公記登場人物考
 貞信公記人物考
 貞信公記人物考補遺
 西宮記に引用された貞信公記抄について

第三部 清慎公記
 『北山抄』と『清慎公記』

第四部 小右記
 小右記諸本の研究

第五部 古記録雑考
 忌日考
 道長の子女について
 平安時代の恵方詣
 うはなりうち(後妻打)考
 「大番侍者」は女
 紫式部日記に関連して

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