戦後、真宗研究は、宗派的立場にとどまらず、政治・社会・経済などの広い視野に立ち、かつ民俗学・考古学・地理学などの諸科学を導入した総合的研究が推進された。そのなかで著者は数多くの新知見を学界に呈示し、その中心的役割をはたした。
本集は氏の論文を五分野全七巻に収め、各巻に解説を付した。第七巻には略年譜・主要著者目録を付す。
定価
8,800 円(税込)
本体 8,000円
在庫状況:
品切
ミヤザキエンジュンチョサクシュウ05
宮崎圓遵著作集 第5巻
真宗史の研究(下)
定価
8,800 円(税込)
本体 8,000円
在庫状況:
品切
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体裁A5
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刊行年月1989年06月
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ISBN4784205497
内容
目次
蓮如上人の生涯
蓮如上人の化風とその背景
紀伊真宗の源流
蓮如の吉野の旅
-吉野の初期教団-
皆成院実考書
願得寺実悟の生涯と業績
反古裏書
石山本願寺
顕如上人と紀伊の真宗
准如上人と学問
教興院良如宗主事蹟
寂如上人と和讃講
知空の能化就職事情管見
真宗先哲雑話
本願寺派勤皇僧事蹟
宗主としての鏡如上人
明治時代に於ける龍谷学庠
-大教校-大学林-佛教大学-
学林生活挿話
-龍谷大学三百年史余話-
解説(宮崎清・?・島幸次)