内容

昭和11年から15年にかけて国民精神文化研究所から「富士谷御杖集」5巻が出版された。本書は、その復刻に新資料を加え、現存資料のほぼ全てを集大成したものである。江戸中期の国学者にして歌人、富士谷御杖が父成章・伯父皆川淇園の学問をどのように吸収し彼独自の解釈学・歌学を樹立していったか。彼の古典への深い探求をしる絶好の史料である。

目次

古今和謌集/古今集膸腦/古今集講次得道/俳諧の歌/後撰和謌集/後撰和謌集第十四/筑波大学本後撰和歌集/伊勢物語燈/神楽催馬楽燈/三和讃ともしひ

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