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内容

永年、東大史料編纂所にて古記録や編年史料の調査・編纂に携わった著者の業績は実に多岐にわたるが、大きく上代学制・古記録・古暦の三本を主柱とし、その周到細密な検討の成果は他の追随を許さぬものがあった。本著作集では、未定稿およぴ書き込みも含め、氏の業績を全8巻に集成する。

目次

第一部 松江藩と洋学
 松江藩の洋学と洋医学
 『鐵熕鑄鑑』の訳者金森錦謙に就て
 雲藩洋学補考
 望月兎毛と庄司郡平
 坐臥記と桃節山
 国際東洋学会議と入江文郎
 桃節山歿後百年記念 西遊日記・肥後見聞録 解題
 明治四年設立の松江藩郷校について

第二部 松江藩香西家門書について
 松江藩香西(孫八郎)家文書について
 身延文庫本『雑々私用抄』及び『甚深集』の紙背文書について

附録
 わが家のあらまし
 山村良夫著『広瀬藩儒山村勉斎覚書』を読んで
 お天王様・ジャミシャの原など

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