キリシタンバンシンコウノテビキノゲンテンテキケンキュウ

キリシタン版「ヒイデスの導師」の原典的研究

近松洋男 編訳

  • 体裁
    A5判・614頁
  • 刊行年月
    1990年01月
  • ISBN
    4784206140

内容

1592年、セミナリオ教師ペドロ・ライモンドが和訳、文語体のローマ字で印刷・出版し、当時のキリスト教布教に大きな役割を果たした『ヒイデスの導師』を、その原典フライ・ルイス・デ・グラナダ著『ヒイデスの導師大綱』(スペイン)から直接現代語訳し、詳細な註を付したのが本書である。キリシタン版に本書が加わり、国語学的にも貴重。

目次

メッセージ:ジョセフ・トムコ枢機卿

序文:ハビエル・ロペス・ファカル/ホセ・デルガード・ガルシヤ/鈴木博


キリシタン版「ヒイデスの導師」の原典

教皇グレゴリオ十三世より賜われる御書

原著者序文

第1部 序言 神のご慈悲のおかげにて形成される信仰から

第2部 いま宣明す、「本当の信仰、宗教には

第3部 贖罪の筆舌に尽し得ぬ神秘について

第4部 本書は預言者の証言が


参考文献解題
あとがき

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