内容

静岡県袋井市在の曹洞宗専門道場、万松山可睡斎は、全国に四ヵ寺あった曹洞宗の触頭「僧録」の一つで、駿河・遠江・三河・伊豆四箇所にある曹洞宗寺院を支配した。そのため、江戸幕府の曹洞宗に対する宗教行政・寺院支配に関する膨大な文書・記録類残している。各巻に収録史料の解題を付す。

目次

僧録司文書 一

1 慶安・延宝年中 尾州知(智)多郡諸(小)川村乾坤院輪住争論一件

2 明暦三年 遠州豊田郡尾(小)野村大宝(法)寺と柴本村竜泉寺と旦那争論一件

3 万治二年 三州宝飯郡豊川村三明寺転宗願につき、同村妙厳寺と古宿村花井寺と争論一件






73 天和・元禄年中 駿州榛原郡勝間田郷中村長興寺と門前黒田善兵衛父子と争論一件

74 元禄十一年 駿州志太(駄・田)郡尾(小)川村永豊寺と榛原郡金谷町洞善院と本末争論一件

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