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内容

アジア規模で共同研究が進み始めた今、実学思想の研究で知られる源教授、実学研究の末中教授、北京人民大学教授で明清実学史潮の共同研究の核である葛栄晋氏を中心として編まれた初の日中実学史共同研究報告である。日中両国の実学の伝統と歴史に与えた役割を明らかにする珠玉17篇。

目次

開明思想としての実学(源了圓) n実学史研究の一視覚(杉本勲) n西学と儒教的実学の接点(小川晴久) n社会革命と実学(山崎益吉) n蘭学と実学(吉田忠) n日本的本草学の展開(遠藤正治) n絵から言葉へ(松田清)実学としての教育(石附実) n「実学」の形成と地域の特性(末中哲夫) n中国実学概論(葛栄晋) n明清実学散論(辛冠潔) n明清時代の実学思想およびその時代の科学技術(杜石然) n明清実学と文芸啓蒙(成復旺) n東林学派と明清実学思潮(歩近智) n西学の東漸と方以智の実学思想(羅熾) n清代実学思潮の歴史的変遷(葛栄晋) n道・咸年間の経世実学(馮天〓) n索引(人名・書名) n

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