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定価
4,180 円(税込)
本体 3,800円
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品切
タイカノカイシンシロン02
「大化改新」史論 下巻
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4,180 円(税込)
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体裁A5判・340頁
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刊行年月1991年09月
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ISBN4784206523
内容
『日本書紀』に記されている「大化改新」像に間題はないのか-『書紀』編者の史観と構成による「大化改新」に疑念を抱いてきた著者の20年間にわたる模索と検証の成果を集成。上巻では、舒明天皇即位の紛争事件、上宮王家滅亡事件、蘇我本宗家滅亡事件を検証し、下巻には「大化」期の政治過程、「大化改新」と律令制、「大化改新」論覚書などを収める。
目次
第1章 「大化」期の政治過程
第1節 いわゆる、難波遷都について
第2節 いわゆる、古人王子「謀反」事件について
第3節 いわゆる、大化の東国「国司」について
-その任務と業績再審査の意義-
第4節 いわゆる、「改新」詔の「畿内」について
第5節 いわゆる、中大兄献上の「入部」について
第6節 いわゆる、大化2年8月癸酉の詔について
第7節 いわゆる、大臣蘇我倉山田石川臣麻呂滅亡事件について
第2章 「大化改新」と律令制
第1節 「大化改新」から壬申の乱へ
第2節 7世紀の人民とミヤケの廃止
第3節 「大化改新」像の起点-「乙巳年功」をめぐって-
付 章
第1節 「大化改新」論覚書-石母田正『日本の古代国家』を読んで-
第2節 「大化改新」否定論の現状と課題-1978年の時点で-
第3節 大化改新は存在したのか
第4節 「大化改新」の虚像と実像
あとがき
索引