歴史と文学の虚実一一私日記・説話・歴史物語などを通して平安貴族の生活、受領の実態、武士の精神構造、女性たちの愛憎をさぐる村井文化史学の粋29篇を収め、著者の一到達点を提示する一書。
定価
5,280 円（税込）
本体 4,800円
在庫状況：
在庫あり
ブンゲイノソウセイトテンカイ
文芸の創成と展開
定価
5,280 円（税込）
本体 4,800円
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在庫あり
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体裁A5判・400頁
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刊行年月1991年06月
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ISBN4784206582
内容
目次
Ⅰ
国風文化の創造と普及
Ⅱ
宮廷の芸文
私日記の登場
在原業平卒伝の再検討
廷臣業平の生涯
平安貴族の生活
『蜻蛉日記』の時代
待つ女と拒む女の間
一世源氏考
Ⅲ
雑談の系譜
転換期の社会階層
道真の左遷と天神信仰
「僦馬の党」と「僦船の輩」
『江談抄』の成立に関する覚書
説話集の成立
陰の部分への照射
鹿跡御坂の境迎え
『方丈記』の時代
遁世の証人
中世武門の精神構造
中世の女性たち
Ⅳ
『平家物語』覚書
『玉葉』と『平家物語』
中世社会と自殺
平清盛
『平家納経』の謎
『平家』断想
流人の島
蓮華王院由来
あとがき／人名索引
