内容

浄土真宗本願寺派が1639年に学寮を創立して以来350年の歴史を刻んだ龍谷大学が、従来の人文・社会・自然の諸科学を総合する人間科学の立場から「科学と宗教」の関係を問い直そうと企画したシンポジウムの報告集。

目次

新たなる学問の創造に向けて(信楽峻磨)
科学と人間(江崎玲於奈)
宗教と人間(平川彰)
親鸞と現代(信楽峻磨)
アジア諸宗教の親鸞思想(J.B.カーマン)
真宗学の国際化(永富正俊)
宗教的多様性と真理問題(G.D.カウフマン)
親鸞と現代(大谷光真・J.V.ブラフト・神子上惠生・稲垣久雄・竹内啓・岡亮二・武田龍精)
科学者の役割(山口昌哉・岡田節人・竹内啓・坂本賢三・伊谷純一郎・坂井利之)
霊長類学の立場から(伊谷純一郎)
21世紀における「生命系の経済」(P.エキンズ)
生命系の経済と内発的発展論(西川潤)
第三世界における固有の課題から見た生命系の経済(W.D.ラクシュマン)
エコシステムへの多様な対応のための国際協力研究(武者小路公秀)
地域自立のための生命系の経済(中村尚司)
生命系の経済(河村能夫)
生命倫理(高島學司・H.T.エンゲルハート・S.F.スピッカー・品川信良・石渡隆司・二葉憲香・奈倉道隆)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加