内容

九条兼実の孫である道家が30年にわたって記した玉蘂は、玉葉・明月記と並んで鎌倉時代の代表的な公卿の日記として中世史研究必須の史科。自筆原本は現存せず、今回の翻刻では高橋貞一博士所蔵本(全10冊 江戸初期筆写)を底本とし、陽明文庫本及び京都府立総合資料館本を対校本とした。

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