平家物語は盲人の語りとして発展し、それを筆記する人があって初めて今日に伝わっている。その流派独自の語り本が成立・流伝する中で、様々な異本が存在した。本書では12巻の覚一本を最も信憑すべき伝本と見、覚一本を読む中で気づいた諸点をあげながら、その成立根拠を確認し覚一本から派生した八坂流本の成立流伝に注目すべき本文を引用して、比較・検討した。平家物語研究に新たな知見を提供する一書。n
定価
10,560 円(税込)
本体 9,600円
在庫状況:
品切
ヘイケモノガタリカクイチボンシンコウ
平家物語覚一本新考
定価
10,560 円(税込)
本体 9,600円
在庫状況:
品切
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体裁A5判・418頁
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刊行年月1993年07月
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ISBN4784207856
内容
目次
はしがき
平家物語巻一
平家物語巻二
平家物語巻三
平家物語巻四
平家物語巻五
平家物語巻六
平家物語巻七
平家物語巻八
平家物語巻九
平家物語巻十
平家物語巻十一
平家物語巻十二
結語
附 平家物語巻六(八坂流甲類本)