内容

静岡県袋井市在の曹洞宗専門道場、万松山可睡斎は、全国に四ヵ寺あった曹洞宗の触頭「僧録」の一つで、駿河・遠江・三河・伊豆四箇所にある曹洞宗寺院を支配した。そのため、江戸幕府の曹洞宗に対する宗教行政・寺院支配に関する膨大な文書・記録類残している。各巻に収録史料の解題を付す。

目次

僧録司文書 二

75 寛文八年 駿州庵原郡中之郷村宗清寺後住につき、同寺太英と富士郡杉田村安養寺雄巨と争論一件

76 元禄五年 駿州駿東郡千福村普明寺万禅と井出(手)村大泉寺源水と本末式礼争論一件







135 安政五~万延元年 可睡斎檀家・取次寺院関係文書

136 宝永七年 遠州豊田郡舟明寺長養(用)寺法地申付けにつき、阿蔵村玖延寺通禅と二俣村栄林寺海円と争論一件

137 天明六年 将軍代替の節一件留書


解題(坂井達朗)

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