内容

昭和11年から15年にかけて国民精神文化研究所から「富士谷御杖集」5巻が出版された。本書は、その復刻に新資料を加え、現存資料のほぼ全てを集大成したものである。江戸中期の国学者にして歌人、富士谷御杖が父成章・伯父皆川淇園の学問をどのように吸収し彼独自の解釈学・歌学を樹立していったか。彼の古典への深い探求をしる絶好の史料である。n

目次

古事記燈大旨(刊本)/古事記燈巻一、七神三段神代七世(国立国会図書館本)n/古事記燈(次生淡島云々マデ)(国立国会図書館本)/古事記神典燈(東儀本)n/古事記燈、国神生の段(国立国会図書館本)/古事記燈、第三十七大御宝乃件n(国立国会図書館本)/古事記首、七神三段(蔵野本)/古事記燈神典(京都大学本)/古事記燈巻乃一(加賀本)/古事記燈神典(上田本)/神典言霊(沢潟本)/神典挙用(国民精神文化研究所本)/開国論(国民精神文化研究所本)n/開国論(竹柏園本)/古事記燈略(戸出本)/神典蹟(冨成本)/神道大意(東儀本)発天地隠体心法(冨成本)/伊勢両太神宮弁/古事記燈黄泉乃件其三(天理本)/神典古事記燈(天理本)n

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