日本図書館協会選定図書

内容

木・火・土・金・水の五行の元素を各巻タイトルにし、民衆生活への親密性・平易性・日常性を視座に日本史を綴る。五つの元素は歴史を通じて人間を構成しながら、時代の特徴を生み出して日本人を支えてきた。その分析を試みるのが本書のねらいである。各巻は思想・産柔・生活・風俗・信仰・特論の5篇からなり、カラー口絵8頁と解説を付す。

目次

五行よりみた日本史(林屋辰三郎)

古代における木(林屋辰三郎)

言(こと)とう草木(千田稔)

山民のなりわい(橋本鉄男)

家屋と日本の生活(日向進)

小袖、縞・段・格子、絞り染
 -試考・庶民の染織- (切畑健)

霊木に出現する仏
 -列島に根付いた神仏習合- (井上正)

木と農具
 -水田稲作における木製農具- (中山正典)

紹介媒体

  • 日本経済新聞・朝刊

    1994年8月21日

  • 京都新聞

    1994年8月16日

    「出版通信」欄

  • 神戸新聞・朝刊

    1994年8月21日

    「トピックス」欄

  • 山陰中央新報

    1994年8月16日

    「出版トピックス」欄

  • 朝日新聞・朝刊

    1994年12月20日

    「きょうの本だな」欄

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