内容

永年、東大史料編纂所にて古記録や編年史料の調査・編纂に携わった著者の業績は実に多岐にわたるが、大きく上代学制・古記録・古暦の三本を主柱とし、その周到細密な検討の成果は他の追随を許さぬものがあった。本著作集では、未定稿およぴ書き込みも含め、氏の業績を全8巻に集成する。

目次

自序

緒言 古代に於ける学制の源流

第一章 大学寮の草創と近江奈良時代に於けるその隆替

第二章 平安時代初期の大学寮の盛容と大学別曹の設立

第三章 平安時代後期の学制の衰頽と家学の発生

第四章 上代に於ける教科書の変遷

第五章 上代に於ける国学制

第六章 上代に於ける私学

結言

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