内容

戦後古代史学に大きな足跡を残した編者に学恩をうけた研究者37名による、編者古稀記念論文集。

目次

「大化の改新」新肯定論批判 (門脇禎二)
加耶の鉄と倭王権についての歴史的バースぺクテイブ (鈴木靖民)
前方後円墳体制と地域権力 (都出比呂志)
眉輪王の変とその関係系譜をめぐって (黒田達也)
筑後にみる磐井の乱前後 (田中正日子)
新嘗祭と初尾儀礼 (吉村武彦)
隼人の楯隼人の赤色 (中村明蔵)
古代における鰒の収取について (狩野久)
律令国家の里制の成立 (山尾幸久)
律令制国名表記の成立 (鎌田元一)
<聖体不予>とタタリ (西山良平)
古代伊予国の久米郡と伊予郡について (寺内浩)
平城遷都の史的意義 (湊哲夫)
平城京その後 (館野和己)
立太子宣命にみえる「食国法」 (柴田博子)
古代の精兵 (野田嶺志)
三人の蝦夷 (今泉隆雄)
桓武朝における遷都の論理 (清水みき)
藤原基経と太政大臣 (佐藤宗諄)
狛犬の原像について (坂本義種)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加