内容

木村至宏先生の還暦を記念して、ゆかりの深い第一線の研究者が”近江の歴史回廊”の点と線をつなぐように、最新の成果を寄せた32篇を収録。

目次

琵琶湖の湖上交通の変遷  (木村至宏) n地名と日本文化  (足利健亮) n息長氏と渡来文化  (大橋信弥) n近江大津宮遷都前夜の開発  (吉水眞彦) n壬申の乱と造寺  (松浦俊和) n近江と俘囚  (井上満郎) n坂本の「寺家御坊」と山科家  (下坂守) n三井寺観音堂の移動について  (芝野康之) n戦国期一貴族の動向  (川嶋将生) n甲賀郡の地侍石部氏  (宇野日出生) n戦国時代園城寺工匠に関する一試論  (福家敏彦) n近世湖上交通と八幡航路の展開  (杉江進) n近世初頭における相論の得道具について  (高島幸次) n膳所の<探志/探芝>の句句  (榮樂徹) n近江、安養寺湛堂慧淑の事績について  (佐佐木進) nイメージ・マップとしての絵図に表現された坂本の都市デザイン (山崎正史) n大津代官石原氏の民政 (樋爪修) n近江石灰史研究覚書  (中川真澄) n近世末期の坂田郡醒井村における譜代下人の存在 (江竜善之) n近世近江の村方芸能興行 (中森洋) n近江仙台藩領の株仲間  (水本邦彦) n草津宿本陣「大福帳」記載について  (八杉淳) n「武智麻呂伝」にみる伊吹山と神観念の変化  (兼康保明) n西教寺所伝・重授戒灌頂の思想  (寺井良宣) n比叡山の法華大会広学竪義について  (武覚超) n協同祭祀の組織原理と機能  (小栗栖健治) n押立神社古式祭ドケ祭について  (森容子) n年頭行事の変容と山の神  (和田光生) n滋賀・蒲生町梵釈寺宝冠阿弥陀如来像の制作時期  (高梨純次) n米原・青岸寺の堯尊作聖観音坐像について  (岩田茂樹) n曳山飾りのモチーフについて  (西川丈雄) n織田瑟々の伝記の検討  (横谷賢一郎) n木村至宏さんの近江研究  (石丸正運) nn木村至宏著作目録 n

紹介媒体

  • 朝日新聞・朝刊

    1996年1月9日

    滋賀版

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