長州藩の宝暦改革とその後の展開を、改革派の権力確立過程、藩財政と経済政策、検地の実態、西廻り海運の整備、撫育方と開作事業、などから意欲的に論じた一書。
定価
9,680 円(税込)
本体 8,800円
在庫状況:
在庫あり
テンカンキチョウシュウハンノケンキュウ
転換期長州藩の研究
定価
9,680 円(税込)
本体 8,800円
在庫状況:
在庫あり
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体裁A5判・422頁
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刊行年月1996年05月
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ISBN4784209085
内容
目次
序 論
第一章 宝暦改革の前提
一 毛利重就の家督相続と後継問題
二 藩主毛利重就の権力確立過程
三 藩政改革と改革派官僚
第二章 宝暦期の藩財政と経済政策
一 大坂米切手訴訟事件
二 藩財政と城下町資本
三 藩札の発行
第三章 宝暦検
一 検地の実施
二 検地結果の分析
第四章 西廻り海運と港町の整備
一 伊崎新地の開発
二 中関新地の開発
三 室積会所の設置
第五章 撫育方と開作事業
一 鶴浜開作
二 妻崎新開作
第六章 産業の開発と統制
一 製糖業の開発
二 石炭業の展開
三 産物取立政策と石炭
補論 宝暦・天明期長州藩文教政策と越氏塾
一 藩政改革と人材登用
二 滝鶴台と明倫館教育の刷新
三 越氏塾の藩校化
成稿一覧
あとがき
索引(事項・人名)
紹介媒体
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社会経済史学65-1号
1999年
天野雅敏