1996年はシーボルト生誕200年にあたり「東西文化融合の架橋者」としての業績が再評価された。本書は、永年のシーボルト・コレクション(日本文化の組織的な蒐集品)の実地調査によってえられた未公開・新発見の史料を駆使してシーボルトの本質と実態に追り、その本領と今日的意義を近世史学の泰斗が解き明かした力作。
定価
9,350 円(税込)
本体 8,500円
在庫状況:
在庫あり
シーボルトトサコクカイコクニホン
シーボルトと鎖国・開国日本
定価
9,350 円(税込)
本体 8,500円
在庫状況:
在庫あり
-
体裁A5・370頁
-
刊行年月1997年02月
-
ISBN4784209263
内容
目次
序論
大著『日本』(NIPPON)について
「開国日本」とシーボルト
第1部 シーボルトと鎖国日本
シーボルト来日の経過と目的
長崎における医師・医学者・博物学者としての活動
江戸参府の意義と学術的成果
シーボルト事件と帰欧後の欧米人啓蒙
付篇1 新井白石とシーボルト
付篇2 最上徳内とシーボルト
第2部 シーボルトと日本の開国
日本開国促進のための諸活動
シーボルトの再来日と外交的活動
日本退去後における日本近代化のための画策と活動
付篇 日本国産業および商業開発のための国際的会社の 企画
付録 ヨーロッパにおけるシーボルト・コレクション
ルール大学/ライデン国立民族学博物館・ライデン大学図 書館/ミュンヘン国立民族学 博物館/大英博物館・図書 館/パリ国立図書館/コペンハーゲン国立中央文書館/ ベルリン国立図書館/ハーグ国立中央文書館/ブランデン シュタイン=ツェペリン家
あとがき-私のシーボルト研究史
紹介媒体
-
山陽新聞
1997年6月23日
-
日本経済新聞
1997年6月20日
著者