ニホンシャカイノシテキコウゾウ02

日本社会の史的構造(古代・中世)

大山喬平教授退官記念会 編

  • 体裁
    A5判・774頁
  • 刊行年月
    1997年05月
  • ISBN
    4784209360

内容

古代・中世の社会をテーマとした書き下ろし論文32本収録。

目次

地頭領家三分一二考(大山喬平)
村の将軍(野田嶺志)
卯杖から見た中国古代年中行事の伝来時期(劉暁峰)
氏族系譜における非出自系譜の性格(官文娜)
御霊界成立の前提条件(山田雄司)
平安京と風水(井上満郎)
殺生禁断の歴史的展開(平雅行)
九世紀農村の経営と労働編成の一考察(小林昌二)
余部郷と平秀・勢豊(丸山幸彦)
都市手工業者形成論ノート(櫛木謙周)
平安期に撰述された唐楽譜序説(遠藤徹)
平安時代東大寺の組織と財政(佐藤泰弘)
中世前期の延暦寺大衆(衣川仁)
中世成立期の地域開発と聖(久野修義)
中世の開発と用水(水野章二)
長門国正吉郷の中世(平瀬直樹)
荘園公領制再編成の一前提(橋本道範)
南北朝期合戦の一考察(トーマス・コンラン)
鳥辺野考(勝田至)
中世における寺院の童について(丹生谷哲一)
広橋家領の構成と相続(金井静香)
半済武家地の成立と展開 (田端泰子)
「有徳人」明済法眼の半生(伊藤俊一)
荘園における応仁・文明の乱の影響(田中倫子)
大湊会合の発達(小西瑞恵)
御内書と副状(今岡典和)
棟札の古文書学(伊藤太)
書状の料紙について(綾村宏)
史料目録記述の系譜(田良島哲)
禁裏文庫の変遷と東山御文庫の蔵書(田島公)
「鵤荘〓示石」についての覚書(小林基伸)
シャーマニズム文化の中の盲人(広瀬浩二郎)

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