内容

87歳を迎え、老いてますます盛んな著者が「これまで生き得たことによる荷物のようなもの」と称する近年の小篇36本を収録。日々の暮らし、自然との対話、そして談義も尽きず。---老いを楽しむ著者の心意気を伝える好著。

目次

1n老いては只だ老いず/自分と出会う/山中の暦日/山庵雑録/山の畑を耕す/老いて甘えないで/我生きて今ある命を/道は遠くして近し/今や自分を策励したい/「目想遊心」のこころ/声を聞く想い/花の声を聞く/この妙案に過ぐるものなし/老いて旅を続ける想い/愚かなことと分かっても夢を追う/満八十三歳の談義/師の恩/忘れられない尊い想い出 nn2n人間の恥骨/人の心と教育/芭蕉慧清のこと/老来、山居の好きなことを/大黒さまと仙楠、オ、唇豕戮麓・蕕琉ν櫃魏・發箸覆后疹綉疂酊鵝Σ鴫十粟 nn3n『私可多咄』/卵談義/蝉談義/鯛の緊急会議/膳椀に寄せる想い/米は菩薩/無味の味/人生の好日/我が信、我が証 nn4n座禅和讃をめぐって/ある禅僧の生涯と死 n

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