1859年オールコックは開国間もない日本に着任、日英交渉のスタートが切られ、1891年、ロンドンで開かれた国際東洋学者会議日本分科会の席上、日本協会は誕生する。以来、百年以上にわたる両国の関係は、二つの文化のはざまで生きた人びとによって築かれてきた。本書は、日本協会百年の歴史と23人のエピソードを通して、日英文化交流史の足跡を辿る。巻末には、日本協会創立当初の会員名簿と戦前の紀要に掲載された論文の一覧を付した。
エイコクトニホン
英国と日本
架橋の人々
-
体裁A5
-
刊行年月1998年11月
-
ISBN4784209778
内容
目次
日本語版のための序文 (サー・ヒュー・コータッツィ)
日本協会百年の歴史 (サー・ヒュー・コータッツィ)
チャールズ・ワーグメン (ジョン・クラーク)
ウィリアム・ジョージ・アストン (P・F・コーニッキー)
アーネスト・メイスン・サトウ (P・F・コーニッキー)
ジョサイア・コンダー (ダラス・フィン)
ウォルター・ウェストン (A・H・アイオン)
馬場辰猪 (ヘレン・ボールハチャット)
サー・フランシス・テイラー・ピゴット&F・S・G・ピゴット (カーメン・ブラッカー)
バジル・ホール・チェンバレン (リチャード・バウリング)
菊地恭三 (ジャネット・ハンター)
林薫 (イアン・ニッシュ)
マリー・ストウプス (カーメン・ブラッカー)
シドニー&ベアトリス・ウエッブ (コリン・ホームズ)
マルコム・ケネディ (ジョン・パードウ)
サー・チャールズ・エリオット (デニス・スミス)
山梨勝之進 (福田晴子)
アーサー・ウェイリー (フィリップ・ハリス)
坪内逍遙 (ブライアン・パウエル)
ウィリアム・プルーマー (ルイ・アレン)
G・C・アレン (セイラ・メッツガー=コート)
サー・エスラー・デニング (ロジャー・バックレイ)
サー・ジョージ・サンソム (ゴードン・ダニエルズ)
日英関係史年表 (ヴァレリー・ハミルトン)
解説 横山俊夫
訳者あとがき 大山瑞代
索引(人名・事項・書名)
参考史料
会員名簿1892/1938
『紀要』掲載論文一覧1893-1941
紹介媒体
-
THE JAPAN TIMES
2005年1月16日
HUGH CORTAZZI
編者による紹介