日本古代即位儀礼史の研究
定価
9,460 円(税込)
本体 8,600円
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内容

本書は大嘗祭はもちろん、剣璽渡御儀礼・即位式といった広義の即位儀礼をとりあげることにより、桓武・平城朝における即位儀礼の儀式的意味と歴史的意義を明らかにする。さらに資料篇として古代即位儀礼史料年表、新嘗祭・大嘗祭関係文献目録(昭和20年~平成10年)を収載し、巻末には索引を付す。

目次

 第1篇 
序論 
第1章 近年の古代天皇即位儀礼史研究の動向課題

第2章 『儀式』規定から見た平安朝の天皇即位儀礼

 第2篇 即位式の研究
第1章 「神祇令」践祚条私注
第2章 「奉翳女孺」考

 第3篇 大嘗祭の研究
第1章 持統天皇五年十一月戊辰条について
第2章 大嘗祭”辰日前段行事”考
第3章 「節旗」考
第4章 語部考証二題
第5章 大嘗祭の女工所について
第6章 伊勢神宮と「天衣」伝承
第7章 天孫降臨神話と大嘗祭
第8章 『大嘗会儀式具釈』管見

 第4篇 剣璽渡御儀礼の研究
第1章 剣璽渡御儀礼の成立についての一試論
第2章 平安時代における剣璽渡御儀礼
第3章 剣璽渡御と時刻
第4章 土御門殿における「神器」の奉安場所について

 第5篇 資料篇
第1章 古代即位儀礼史料年表
第2章 大嘗祭・新嘗祭関係文献目録

紹介媒体

  • 歴史学研究739号

    2000年8月

    西本昌弘

  • 古代文化53-6号

    2001年6月

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