内容

国語史研究上重要な価値を持つ訓点資料について、その文字、ヲコト点、音韻、語彙、語法などを究明。

目次

*大和でみた『金剛峯楼閣一切瑜〓経』古点二種
*陽明文庫本『不空羂索神呪心経』平安後期点
*国語資料としての 東寺観智院
*金剛蔵本 『不空羂索神呪心経』古点
*東京大学国語研究室蔵 『不空羂索神呪心経』について
*談山神社蔵『妙法蓮華経』の訓点の基底
*書き入れ注を中心とした 龍門文庫本『金光明最勝王経』覚書き
*大神神社蔵『金光明最勝王(巻第一)』嘉禄三年点
*天理図書館蔵 仁平四年写 『三教指帰』の訓点
*天理図書館蔵『三教指帰』二本二題
*文明本節用集所引「三略」の訓点-群書治要本三略との比較-
*文明本節用集所引『論語』考-重複所引章句を中心として-
*大念仏寺蔵『毛詩二南』残巻の訓点について
*猿投神社蔵「帝範」「臣軌」鎌倉末期点
*天理図書館蔵 正安本「古文孝経」の訓点
*船橋家旧蔵 近世書写延書本「孝経」の訓法と表記
*成簣堂本「論語抄」(論語本文)の訓読について
*真福寺蔵 正嘉元年写 「新楽府注」の国語
*武庫川女子大学図書館蔵 嘉元三年写 『和漢朗詠集』小考-濁音符「○○」と「○-」との-
*交用資料としての性格・その他-
*唐招提寺所蔵『音義断簡』について
*唐招提寺所蔵『音義断簡』について-万葉仮名表記和訓を中心に-
*西大寺蔵本『大般若経音義』について

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