カイコクニホンノヨアケ

海国日本の夜明け

オランダ海軍ファビウス駐留日誌

フォス美弥子 編訳

  • 体裁
    A5判・400頁
  • 刊行年月
    2000年10月
  • ISBN
    4784210474

外装(カバー)に若干の汚れ・傷みがございます。予めご了承ください。

内容

オランダ国王が献呈した蒸気艦スンビン号(のちの観光丸)の前艦長、長崎海軍伝習の起案者、日本海軍創成の助言者であったオランダ海軍中佐G・ファビウスはオランダ商館長ドンケル・クルチウスとともに幕末の日蘭関係の立役者であった。本書には、ファビウスの連続3度のべ8カ月間にわたる本邦初紹介の駐留日誌のほかその間の動向をつなぐ公文書を収録。長崎を舞台とした幕府や西南各藩との交流、英米艦隊との駆け引きなど幕末の日蘭史を明かす貴重な史料集

目次

1 スンビン号日誌 (第1回駐日/1854年8月~11月) 解題/スンビン号日誌 2 滞蘭記1 (1855年1月~)  3 へデー号日誌 (第2回駐日/1855年7月~11月)  解題/へデー号日誌  4 滞蘭記2 (1855年12月~1856年3月)  解題/1855年度日本報告書(抄訳)  5 メデュサ号日誌ほか (第3回駐日/1856年7月~11月)  解題/メデュサ号日誌(抄訳)/ドンケル・クルチウス宛書簡/函館・下田報告書

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