カバーなど書籍の外装に多少の汚れ・傷みがございますのでご了承ください

内容

※ 京都国立博物館特別展図録の増補決定版
※ 「きもの」の美とはなにか―桃山から江戸時代を通じて服飾の中心となった「きもの」に焦点をあて、当時、ファッションの発信地であった京都で人々が何を装い、どのような美を求めたかを豊富な図版を通してその諸相をあかす
※ 小袖・打掛・胴服・羽織・具足下着・振袖・帷子などから笄・カンザシ・髪形、さらに肖像画・洛中洛外図・屏風などに描かれたモードもふくめて全225点を収録(オールカラー)
※ 衣裳図案帳の高田装束研究所本「今用御ひいなかた」(翻刻)および呉服商雁金屋の川島織物本「御用雛形帳」の調査一覧表と解説を増補(河上茂樹執筆)

目次

花洛のモード―きものの時代(河上繁樹)

【図版】
第1章 絢爛と花開く―桃山時代のモード
第2章 描かれた桃山モード―肖像画と洛中洛外図
第3章 残照の美―慶長小袖
第4章 浮世の彩絢―かぶきと遊里
第5章 美服の奢り―寛文・元禄小袖
第6章 今様の華奢―友禅染
第7章 華から粋へ1―光琳文様と白上り
第8章 華から粋へ2―褄・裾文様
第9章 町家の贅沢―婚礼衣装と京鹿の子
第10章 公武の装い―御所風と御屋敷風
第11章 雅びの伝統―公家のスタイル

近世の髪形
今用御ひいなかた
雁金屋の『御用雛形帳』について(河上繁樹)
御用雛形帳一覧表
御用雛形帳

近世前期服飾史のなかの少年(森理恵)

紹介媒体

  • 京都新聞

    2001年4月29日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加