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定価
9,020 円（税込）
本体 8,200円
在庫状況：
残部僅少
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律令国家の展開と地域支配
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9,020 円（税込）
本体 8,200円
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体裁A5判・400頁
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刊行年月2002年08月
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ISBN478421111X
内容
律令国家における、土地に対する国家的管理の実相、民衆掌握の様相、地域社会と国家との関係――この三つの視点から８～９世紀の諸政策を対比的に分析・検討し、律令国家支配の理念とその構造的変化を追究する。
目次
序章 本論の課題と構成
課題の形成
分析の視角と本論の構成
第一編 律令国家の構造と地域支配
第一章 国家的土地支配と墾田法
律令的土地制度と墾田
田令荒廃条について
和銅四年詔と「空閑地」制の成立
墾田法の展開と墾田永年私財法
第二章 「公民」制と土地緊縛
戸籍制度と民衆
浮浪逃亡政策の展開
戸籍制度と班田制度
第三章 律令国家の地域掌握
律令国家と風土記の編纂
風土記と郡司
郡司の任免と地域支配
第二編 平安初期国家の支配と地域社会
第一章 国家的土地支配と班田制
墾田永年私財法と国家的土地管理
田令荒廃条の改変と国家的土地管理
班田制と太政官支配の変質
太政官政府の土地管理政策の転換
第二章 民衆支配と調庸制の変質
律令制的民衆支配の変化
民衆掌握の変化と調庸制の変質
第三章 九世紀の地域支配と国司対策
郡司補任と富豪層対策
私出拳と富豪穀借貸政策について
九世紀前半の国司対策
九世紀中葉以降の国司対策
第三編 平安初期国家機構の改編と地域社会
第一章 律令官制の変質と地域社会
諸司印の成立
元慶期の班田と元慶五年官符
元慶期の財政々策と元慶官田
第二章 王臣家牒の成立と王臣家の地域進出
牒について
王臣家牒の成立について
太政官政府の家司対策
第三章 律令貴族の政治総括と地域支配
太政官政府と地域支配
平安初期政治と延喜荘園整理令
王臣家諸活動の背景
付論 転換期としての「承和期」
平安初期政治史研究の動向
九世紀中葉における政治基調の転換
九世紀転換論私見
平安群像からみた「承和期」
終章 律令的支配の展開と地域社会
成稿一覧
索引
紹介媒体
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日本歴史9月号
2003年9月
高橋浩明
-
歴史学研究778号
2003年8月
森田悌
-
日本史研究
2004年1月
三上喜孝
