カバーなど書籍の外装に多少の汚れ・傷みがございますのでご了承ください。

内容

従来「閔妃」と言われてきた肖像写真は、実は別人である可能性がきわめて高い、という刺激的な論考をはじめ、雑誌メディアや小説にあらわれている近代日本の朝鮮観について、真摯な学問的良心をもって問い直す。明治以来の逆説に満ちた日朝関係の糸をときほぐす試み。

目次

序 章 オンドルとハングルの国にて
第1章 「閔妃」試論
第2章 父祖たちの<奇妙な情熱>試論
第3章 明治38年段階の<朝鮮観>試論
第4章 「戦争とメディア」試論
第5章 <併合>に至る《喩》試論
第6章 <日鮮同祖論>試論
第7章 夏目漱石の<朝鮮観>試論
終 章 「私」の温かい国 -あとがきにかえて-

関連リンク

紹介媒体

  • 読売新聞夕刊

    2003年10月2日

  • 日本文学 53巻3号

    2004年3月10日

    佐野正人

  • 日本文学 53巻3号

    2004年3月10日

    佐野正人

  • 歴史学研究 797号

    2005年1月15日

    石田徹

  • このエントリーをはてなブックマークに追加