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定価
7,920 円(税込)
本体 7,200円
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体裁A5判・320頁
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刊行年月2003年12月
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ISBN4784211667
内容
宗派・教団単位に考察されてきた従来の研究に対し、中世寺社勢力の中心であった顕密系寺院の近世的あり方を分析することによって、江戸幕府の寺院行政の展開をより明瞭に解明。さらに、旧寺社権門の頂点に位置した門跡を分析対象とし、近世における門跡制の特質を明らかにする。
目次
第1部
第一章 幕藩制成立期の奈良奉行
裁判権の所在
春日社・興福寺と成立期奈良奉行
春日社・興福寺権威と克服と奈良奉行所機構の確立
第二章 元禄の東大寺大仏殿再興と綱吉政権
大仏殿再興と元禄期都市民衆の宗教生活
大仏殿再興と綱吉政権
第三章 近世前期の寺院行政
寛永の「本末改め」について
江戸幕府初期の寺院行政
江戸幕府寺院行政の展開
第四章 幕藩制国家と門跡
-天台座主・天台門跡を中心に-
徳川家康の神格化
輪王寺門跡と天台座主・門跡
公儀による門跡支配
第五章 近世の門跡
禁裏のなかの門跡
幕府と門跡
日光東照宮と門跡
第2部
第六章 大久保長安の居所と行動
第七章 中坊秀政の居所と行動
第八章 中坊時祐の居所と行動
むすび
索引(人名・事項・寺社)
紹介媒体
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日本史研究 511号
2005年3月20日
澤博勝
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日本歴史 第690号
2005年11月1日
西田かほる