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内容

慚愧とはなにか――顕界から冥界に向けての「みえない―みられる」を基軸として反応される恥をいう。日本霊異記・方丈記・雑談集等にその構造を探る。

目次

プロローグ

古代
第1章 『日本霊異記』 ―慚愧の精神・初発―
第2章 『法華験記』 ―冥界体験―
第3章 『今昔物語』 ―慚愧譚の変容―

中世
第4章 『方丈記』 ―身心感覚・世間感覚―
第5章 『正法眼蔵随聞記』 ―名聞・冥照―
第6章 『雑談集』 ―理念と情念―

近世
第7章 『鈴木正三・仮名法語』 ―儒と仏―

附論1 山上憶良「沈痾自哀の文」考
附論2 悪死譚考

エピローグ

関連リンク

紹介媒体

  • 中外日報

    2004年1月25日

    林淳

  • 『仏教史学研究』第52巻第1号

    2009年10月25日

    江上琢成

    書評

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