日本図書館協会選定図書
コキンワカシュウヘノミチ
古今和歌集への道
国文学研究七十七年
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体裁四六判・236頁
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刊行年月2005年01月
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ISBN4784212213
内容
『古今和歌集成立論』を始めとして、古今集に関する数々の出版物で、研究史上不滅の金字塔を打ち立てた久曾神昇博士の回想録。
九十五歳を迎えて、現在なおかつ第一線で活躍する博士が、戦前・戦中・戦後にわたる長い研究生活を、古今集・歌合・仮名書状・歌学・三十六人集・古筆学・郷土史など、各分野にわたって回顧。また、それらの研究過程で巡り会った田中親美・佐佐木信綱・山岸徳平・長澤規矩也・飯島春敬など、近代日本の学芸史に輝かしい足跡を残した人々との交友に関するエピソードを万感の思いを込めて綴るとともに、穂久邇文庫創設の経緯や未刊国文資料刊行会結成の動機など、昭和の国文学研究史上、貴重な証言をも記し留める。
巻末には、博士の略年譜・著作目録・主要論文目録・古筆研究会目録など、博士の学究活動の全貌を伝える資料を併載。
本書は、延喜五年(905)醍醐天皇の命で古今和歌集が成立して以来、千百年という節目の年に、国文学・古筆学・書道史に関心を持つ、すべての人々に送る恰好の出版物といえよう。
目次
第1章 回想・九十年
第2章 古今和歌集への道
第3章 歌合研究の思い出
第4章 仮名書状の魅力
第5章 歌学研究と佐佐木信綱
第6章 西本願寺三十六人集と飯島春敬
第7章 古筆研究と田中親美
第8章 穂久邇文庫の設立
第9章 未刊国文資料刊行会
第10章 郷土研究と『豊橋市史』の編纂
略年譜・著作目録・主要論文目録・古筆研究会目録
不世出の文献学者 久曾神昇博士の人と学問(田中登)
紹介媒体
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東日新聞
2005年1月20日
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中日新聞 朝刊
2005年1月25日
東三河版
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墨 173号(2005年3・4月合併号)
2005年4月1日
「編集部がオススメする今月の7冊」
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國文學 第50巻4号
2005年4月10日
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日本歴史
2005年8月1日
「新刊寸描」