内容

徳川美術館が2005年に開館70周年を迎えるにあたり、より多くの方々に徳川美術館の研究活動を知って頂きたいとの願いにより、徳川黎明会編の史学美術史論集『金鯱叢書』収録分から徳川美術館分を独立させて刊行。第2号以降には新収蔵品紹介や修理報告も加え、また徳川義宣館長が作品の購入や修理等々にまつわる秘話や館運営の苦心談などを盛り込んだ美術館の歴史を連載として執筆の予定。

目次

『金鯱叢書』の刷新と『尾陽─徳川美術館論集』發刊に當って(徳川義宣)
名物刀剣の銘について(佐藤豊三)
本能寺の変と茶会─松山吟松庵・茶会予告説の復権─(田中秀隆)
「法華経冊子」の成立年代をめぐって─使用された料紙からのアプローチ─(四辻秀紀)
国宝「初音の調度」の蒔絵技法に見る特質─梨子地と彫金の施工過程を中心に─(小池富雄)
尾張徳川家の幕末期における什宝(収蔵品)の種類と数量について(一)─絵画・書跡編─(山本泰一)

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